フリースクールゆきレオとは
不登校や心のケアが必要な子ども達・若者が
保護猫施設 ゆきレオ保育園に保護された猫達と
自分のペースで自由に過ごしたり
保護猫活動のお手伝いをして過ごしてもらうことで
保護猫・子供達・若者が
自信と心の元気を取り戻す居場所です
日本ではまだ広がっていない
猫のアニマルセラピーを
保護猫活動を通じて広げていきたいと思っています
【お願い】
保護猫達はセラピーキャットとして
訓練を受けておりません、そのため保護猫達に
強いストレスがかからないように接して頂ける
10歳以上の年齢を対象に考えております
1回の利用定員は4人(親子で参加も可能です)の少人数制です
保護猫施設😺
ゆきレオ保育園とは
野良猫を減らす活動
お外で生きられない行き場のない猫達の保護と
里親探しをしている場所です
殺処分0を目標に活動しております
立ち上げたのは不登校の中学1年生の女の子です
(立ち上げ時小学4年生)
【活動内容】
『TNR活動』
飼い主のいない猫・野良猫の不要な繁殖を増やさない為に
野良猫を捕獲→手術→元の場所に戻す事
『猫の保護』
ミルクやお世話が必要な子猫・けがをした猫など
保護しなければ生きていくのが難しい猫の保護
『猫の里親探し』
『その他猫に関する事』
【活動実績】
2021年4月~2024年7月
・手術した野良猫さん 139匹
・今までに保護した猫さん 153匹
・新しいお家が決まった猫さん 131匹
【おねがい】
猫の保護依頼・捕獲依頼に関しては
有償ボランティアとして活動しております
譲渡するまでに必要な検査・医療費・ごはん代・消耗品代は必ず必要となります
活動を維持していく為にもご理解宜しくお願い致します
猫との共同生活がもたらす効果
インスタグラムに寄せられた
キャットセラピーによる体験談の紹介
~適応障害を発症して不登校になったお子様の体験~
我が家は次男が適応障害を発症し通常の学校へ通えなくなり、通信制の高校へ転入しました。
毎日50回くらい吐き、吐くものもなくて胃液だけを吐き、しまいには過呼吸になり、学校に行かなければならないという状況に反応しておりました。
そんな中、家にいる時に散歩した先で猫(現在のうちの子)がカラスに突かれている所にでくわし保護しました。
生後1週間の子猫だったので、2~3時間おきのミルクに排泄介助、体重記録、洗い物を全てこなして一緒に生活してくれました。
アニマルセラピー効果は十分期待できると思います。
我が子も助け、助けられたように思います。
今も毎日、猫の良き相手となり家にいます。ゆっくりゆっくり次男なりの道を進んでもらいたいと願うばかりです。
~自閉スペクトラムのお子様の体験~
うちは長女と真ん中の長男が自閉スペクトラムです。
長女がきっかけで野良猫を保護することになりました。猫の人間に左右されない自由さが長女の心にはまったようです。元々長女は猫を触ることもできないくらい苦手だったので、触ったり抱っこしたりできるようになったのは猫を飼って2年経ってからでした。長女はそれまで「生命」という認識が甘く、先生方と相談して話をして聞かせることも何度かありましたが、本当に難しく、、、いつか大きな事件を起こしてしまうのではと、、、
それが、猫と一緒に暮らし始めて教えることなく生き物・動物の命を大切にする気持ちがとても強くなっています。
何がどう彼女に響いているのかは自分の感情を言語化するのが苦手な長女本人に聞いてもわからないですが、、長女は今、受験生で、支援級に通いながら通常の学級にも少しずつ行く練習をして高校を目指しています。
~不登校のお子様の体験~
保護猫を迎える前まで小6の不登校で、
家ではYouTubeばかり見て何をするわけでもなく笑顔もあまり見せなくなっていたのですが、元々猫好きだったこともあり保護猫を迎えてからはスキンシップを取ることにより次第に笑顔が見られるようになりました。
不登校という事で友達との連絡もあまり取れていなかったのですが、保護猫を迎えたことをきっかけに友達が猫見たさに家へ遊びに来るようになり、また友達と遊ぶ機会が増えていきました。その頃から友達から刺激を受け、修学旅行へ参加し、午前中登校するようになりました。
現在中1ですが毎日登校し、陸上部で真っ黒になりながら頑張っています。クラブから帰ってきたらすぐに猫に抱きついてご飯をあげたりトイレの掃除もしています。
保護猫を迎えてからは、保護猫活動に興味があるらしくテレビでやっている保護猫活動の番組をよく見ています。
うちの娘は学校へ行くことが出来ましたが、学校へ行くことが全てではないので不登校の子ども達の居場所って必要だなと思います。だって子供は不登校である自分と葛藤しています。子供達って大体の子が動物が好きで飼いたいと思っていても家庭の事情や親御さんの壁が高く、なかなか飼えない現状が多いかなとも思います。